【プロ直伝】子どもに長くマジックを楽しませる秘訣

子どもレベルアップ

子どもにマジックグッズをねだられた経験が一度はあると思います。

マジックは好奇心旺盛な子どもを強烈に惹きつけます。

ですが、多くの親が経験することになります。

マジックグッズを買っても、すぐに使わなくなる……

折角マジックグッズを買っても、すぐに使わなくなるのでは、親としても買う価値を見出せません。

日々玩具売り場で子ども達にマジックグッズを実演販売している経験から、ご家庭でできる、子どもに長くマジックで楽しんでもらう秘訣をご紹介します。

三つのマジックを覚えさせる

子どもが長くマジックで楽しむことの一番の敵が「飽きること」です。

子どもがマジックに興味がなくなる瞬間というものがあります。

それは「想像力を働かせなくなったとき」です。

マジックを目の前で見た子どもは、想像力が一気に刺激されます。

おもちゃ屋さん、家電量販店などで、マジックグッズを激しくねだるときがわかりやすいですね。

魔法のようなことが実際に起こると思いますから、マジックグッズが欲しくなるのは当然といえば当然でしょう。

さて、この状況はおもちゃ屋さんだけでなく、実際に子ども同士でマジックを見せ合っているときにも起こります。

ここに、子どもがマジックに飽きるポイントが隠れています。

AくんがBくんとCちゃんにマジックを見せているとき、マジックが終わった後、BくんとCちゃんは必ずと言っていいほど「見して」「貸して」「触らして」(関西弁です 笑)と言います。

Aくんは、このBくんとCちゃんの圧力に敵うわけがありません。

ひどい場合は、大げさに言ってしまいますが、Aくんが拒否を続けると、今後いじめに発展することもあります。

しかし、貸してしまったら最後で、もうそのマジックグッズはそのグループでは使えなくなってしまいます。

タネが隠れていることがマジックの重要な部分なので、それが周知され、好奇心を刺激しなくなってしまえば、飽きてきます。

これを回避するために、どんなマジックでもいいので三つのマジックが演じられるようにしてあげましょう。

本当は三つのマジックのつながりがあったほうがいいとか、演技の順番とか、同じようなマジックが続かないほうがいいとか、注意するポイントもあったりはしますが、それは本格的にマジックをやり始めたときでも十分です。

まずは、ある程度の時間をかけて、複数のマジックを演じられるようになるということが大事です。

複数のマジックを演じることで、マジックを見ることに飽きてきます。

また、一定のまとまりで何かをすると、それに一区切りをつけて、別の遊びに移ることができます。

簡単に言ってしまうと、別の遊びに移りたくなってくるわけです。

披露する回数を増やす

マジックを子どもにやらせようとするとき、よくあるのは親戚が集まった場面とか、年末年始の帰省で祖父母に見せようとするときなど、ある程度の人数がいる前でマジックをやらせようとします。

ですが、これでは中々うまくいきません。

大勢の前でプレゼンをしなければならないとき、大人でさえ緊張します。

更には、失敗もしてしまうかもしれません。

会社のプレゼンですから、資料を作成し、プレゼンの準備をし、リハーサルまでやることは多いと思います。

それでもなお、失敗することは決して少なくありません。

それが子どもならなおさらですし、何かを意図的に隠さなければならない状況なら、ミスを防ぐことはほぼ不可能なのは簡単に想像できると思います。

始めは、一人か二人の前でだけ演じるように促してください。

そうすることで、実演の回数が増えるので、マジックが上手くなることもできますし、すごいね!と言ってもらえる回数も増えます。

すごい!と褒められれば、誰だってもっとやりたくなります。

子育てに似ているかもしれませんが、自己肯定感を増やしてあげることで、積極的にマジックを練習するようになります。

そして、実演の回数が増えるということは、モチベーションが維持しやすいということです。

いくら自発的に練習に取り組むようになっても、それを披露する場がなければ長続きしません。

何度もプレゼンをする必要があれば、何度も資料のアップデートを続けるでしょう。

ですが、プレゼンがたった一回しかなければ、その資料はおそらく二度と見ることはないでしょう。

大人でさえ、仕事で必要なことでさえ、そうなるので仕方がありません。

親戚が集まる場所でマジックをさせるなら、観客は一人か二人に絞ってください。

そして、この時マジックのタネがわかった、タネが見えていた、失敗したなどには触れないようにしてあげてください。

まずは、マジックにチャレンジしたことを褒めてあげた上で、次回演じるときにもっとよくするにはどうしたらよかったのかを教えてあげてください。

もしタネが見えていたのなら、もっと驚いてもらうためにはどこを修正すればいいのかを教えてあげてください。

これによって、回数が増えるたびに格段にうまくなり、うまくなればのめり込めんでいきます。

子どもの感性を尊重する

マジックを長く続けることだけでなく、おそらく他のことに関しても同じことが言えると思いますが、大人の価値観を押し付けず、子どもの感性を尊重してあげてください。

マジックの実演をしていると、「マジックはつまらない」「マジックはタネを暴くクイズ」「マジックは見る必要はない」等とおっしゃる保護者の方がいます。

そう思うこと自体はその方の自由ですし、誰にだって好みがあるのでそれを否定することはできません。

実際、つまらないマジックを演じるマジシャンもいますし、見る価値がない場合もあります。

それは否定のしようがない事実です。

私たちマジシャンの努力不足で、ネガティブな感情を持たせてしまった責任がある場合もあります。

ですが、その価値観を子どもには押し付けないでください。

よくあるパターンですが、お父さんやお母さんはマジックに対して否定的な意見を持っていますが、その子どもはマジックがやってみたくて仕方がありません。
そんなとき、おじいちゃんとおばあちゃんがマジックの道具をプレゼントしてくれました。

早速、覚えたてのマジックをお父さんとお母さんに見せたのですが、失敗してしまって、タネがわかってしまいました。

お父さんとお母さんは、ほらマジックなんて簡単なタネなんだから、やるだけムダだよと言ってしまう。

当然子どもはやる気を無くしますし、マジックはしょうもないものなんだ、という考えになってしまうでしょう。

親からすればこの後に、ほらマジックはたった一回しかしないじゃないか、という考えを持ってしまいます。

これでは、誰も幸せになりません。

実際このパターンはよく見かけます。

確かに、マジックは観客が居て初めて成立するもので、子どもからすればその観客は親になりますから、忙しい日々の中で子どものマジックのために時間を割くことは難しいと思います。

親がマジックに対してどのような考えを持っていても、子どもの感性は否定しないであげてください。

子どもにとって親の影響力は絶大なので、親の考えの通りになることが多いです。

マジックのやる気を削いでいるのは、子ども本人なのではなく、親の影響が大きいことがあることに注意してください。

まとめ

マジックは子どもの好奇心を刺激し、新しい物事の考え方を見つけることや、想像力を働かせる訓練にもなります。

子どもにとっては単に遊びの一つとして捉えているかもしれませんが、気が付かない内に脳をフル活用しています。

なるべく長く、その効果が持続をさせるために気をつけるべきポイントを書きました。

難しいことは何一つありません。

できる範囲でいいので、子どものために取り組んでみてください。

面倒に感じるかもしれません、結果として一番効率が良い方法だと思います。

もちろん、家庭環境など事情はそれぞれ違うので、すべての場合に当てはまることはありませんが、意識してみてください。

また、他の趣味や習い事に関しても同じようなことが言えるので、他の分野でも応用させてみてください。

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