コンテストの手順を練習するとき、一人で練習することが多いと思いますが、可能であれば人前で練習する時間も作りましょう。
マジックは見る人が居てこそ成立します。
観客がどういう反応をするのか、わかりにくい部分は無かったか、タネが露見した部分は無かったかなど、実際に人前で演じてみなければわからないこともあります。
本番を想定した練習というものは、コンテストを受ける上で需要です。
試験やスポーツでも「模擬試験」「練習試合」など、本番を想定して練習します。
それと同じことです。
いわゆる「場慣れ」というものです。
「ライブ感」と言ったりしますが、観客と一緒にマジックを作り上げていく感覚を鍛えると、コンテストの評価も上がります。
観客を盛り上げるにはどうしたらいいのか、より現象を伝えるにはどういう工夫が必要かなども見えてきます。
また、三人寄れば文殊の知恵という言葉もあります。
マジック仲間に手順を見せることで、新しいアイディアが出ることもあります。
悲しいことですが、アイディアの盗用もあったりするので、アイディア出しの段階では信頼できる人にしか見せないなどの注意が必要な時もあります。
それでも、人前で練習した経験というのは大きなアドバンテージになるので、可能な限り本番の様子を想定して練習する時間を作るといいでしょう。
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