やまさきそらさん主催で2022年6月17開催の「magic show」に行ってきました。
「やまさきそら」とは?
サイト: Silent Noise やまさきそら
Twitter: @0214sorasky
Instagram: y_sora_sky_
youtube: やまさきそら
やまさきそら
2001年生まれ。
https://www.yamasakisora.com/
10歳の時にマジックと出会い、その不思議さに惹かれて独学で学ぶ。
社会に出てからもその熱が冷めることはなく、プロマジシャンになることを決意。
目の前30センチで魅せるクロースアップマジックを最も得意とし、まだ浅いキャリヤながらその繊細で熟達したテクニックは高い評価を獲得している。
京都が世界に誇るエンターテイメント「ギア」に最年少デビューし、レギュラー出演中。
現在は、各種イベントや飲食店でマジックを披露する他、幅広い層を対象にしたワークショップ指導、物語を伴ったオリジナリティ溢れるマジックの創作など、多方面で精力的に活動中。
眉目秀麗なルックスと確かな技術で急成長を続ける、最注目の若手マジシャンである。
ギア-GEAR-とは、京都に常設されているノンバーバルシアターです。
日本発×日本初のノンバーバル(=言葉に頼らない)シアター『ギア-GEAR-』。
https://www.gear.ac/about/
光や映像と連動したマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによる迫力のパフォーマンスで感動のストーリーを描くと共に、セリフを使わない “ノンバーバル”という演出により、小さなお子さまから大人まで、そして外国の方までもが、言葉の壁を越えて楽しんでいただけます。
『ギア-GEAR-』は大きさや形、色の異なる歯車が噛み合い、大きなうねりを生み出す日本独特の和の文化である「調和」をテーマとして公演を開始。
2021年1月に観客動員数25万人を突破、2021年4月には京都ロングラン10年目に突入しました。
ギア公開当初は期間限定の公演予定であったにもかかわらず、その人気ぶりから常設のシアターができてしまうほどに非常に人気の高いパフォーマンスを見ることができます。
ギアに出演されているパフォーマーのレベルも高く、個人としても世界で活躍している方が多数在籍しています。
その中に、最年少でデビューされているので、実力派折り紙つきです。
ギア以外にも活動の幅を広げていて、今回の単独イベントを始め、各種イベントへの出演やマジック教室なども精力的に活動されています。
是非いろんなところでマジックショーやらせてください!!
どんな小さなイベントでも大丈夫です!
1人でも『マジックみたい!』と言う方がいらっしゃいましたら飛んでいきます!!少しでも迷われたらDMくださいっ!
よろしくお願いいたします!#お仕事募集中 #マジックショー pic.twitter.com/y1iQzRz3Gy— やまさきそら (@0214sorasky) June 2, 2022
magic show

あえて一言で表すと、「とても雰囲気の良い空間」でした。
ショー全体の雰囲気の演出がものすごく良かったです。
会場に使われてるお店自体の雰囲気が良いのはもちろんなんですが、小物のチョイスや、使い方がものすごく良かったです。
会場は「銘木カフェ」というところで、京都新聞に明治期創業の製材所、銘木カフェに再生 京都・井手「若者集う場に」と紹介されていました。
一階がカフェで、二階にお手洗いがあり、三階がショーの会場になっていました。
どこか懐かしい雰囲気があって、木の温もりが感じられる空間でした。

会場の受付でチケットをもらったんですけど、これがカワイイんですよ。
掌に収まる小ささで、紙製なんですけど、硬くて丈夫です。
ちょっと違いますが、コースターって感じの硬さです。でも、コースターよりは小さいかなぁ。
ショーの会場も派手な装飾はなく、照明も落ち着いた感じにしてて、のんびりできるような印象でした。
ショーが始まってすぐに、「アットホームな感じで楽しんでくださいね」っておっしゃっていて、ゆったりとマジックが楽しめる空間になっていました。
このショー全体の雰囲気の統一感や、空間作りは非常によかったと思います。
ワーッ!と激しく盛り上がる感じではなかったですが、マジックが染み渡るような感じでした。
そらさん自身のキャラクターも落ち着いていて、テンションをバンバン上げるわけでもなく、ギャグを連発するわけでもなかったので、ご本人のキャラクターとも相まって非常にまとまりのあるマジックショーだったと思いました。
親しみやすく、応援したくなるようなキャラクターなのですが、プロとしての意識をしっかり持たれているようで、パフォーマンスの線引きはかなり明確に持たれているように感じました。
この辺りは、ギアに出演する中で磨かれていったのかもなぁと思いました。
カジュアルなマジックは、線引きを間違えると馴れ馴れしくなるようなときがありますが、そのバランスが非常に良かったと思いました。
そして、小物の使い方がとても良かったです。
途中の演目で↓こちらを演じていたんですが、道具立てのセンスが最高です。
レクチャーマラソン
SORAさんの『迷作映画劇場』もの凄く面白くて早速自分なりに映画のチケット風のカード作ってみました!
割と良い感じに出来上がって嬉しい😆#レクマラSORA さん pic.twitter.com/QjfsjstaXv— やまさきそら (@0214sorasky) June 14, 2022
このツイートを見るに、おそらくチケットもご自身で制作されているのだと思いますが、こういうセンスが良い道具ってイイですよね。
ご本人が元々持っていたものもあると思いますが、ギアのデザインとかを見る中で吸収されたものが溜まっているんだろうなぁと感じました。
テーブルの作りとかも同じように、イイと思わせる何かがあったと思います。
どのような経緯で今回のショーになったのかはわかりませんが、非常に統一感があって、まとまりのあるマジックショーになっていたと思いました。
マジック自体のチョイスも、客層に合わせて良いチョイスだったと思いました。
今回のショーは座席が15席までという、クロースアップの限界サイズくらい(会場のキャパ的にも)だったので、観客はそらさんのファンの方が大半だったと思います。
そこにマッチするチョイスだったのではないでしょうか。
いろんなところに良いセンスしてるなぁ~と感じました。
ちなみに、裏側の部分にちょいちょいマニアックなアレンジがあったのは、マニア向けにあえてだったのか、ご本人の趣味だったのかはわかりませんが、個人的にはニヤリとできて良かったです。
これから月一ペースで単独のショーをされるようなので、今後の活躍も非常に楽しみなマジシャンでした。

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