2018年ディーラーブース限定の「サプライズ手帳」が発売されています。
古典マジックの「カードトゥウォレット」をシステム手帳で行うことができます。
カードトゥウォレットは古典作品の中でも、人気があります。
現象のインパクトとか、不思議さとか、手順や道具のアレンジの幅広さなど、マジシャンが気に入るよう要素はたくさんあります。
世の中には、たくさんの種類のカードトゥウォレットが存在します。
今年発売になったテンヨーの「サプライズ手帳」は、お財布ではなく手帳なんです。
財布でなく手帳。
これがなかなかこだわりのポイントがあるんです。
ポイント①○ームが必要ない
これ、結構な重要ポイントですよね。
カードトゥウォレットを演じるときの一番のポイントと言えるのではないでしょうか。
どちらが上、ということではなく、やりたいことの違いなんです。
サプライズ手帳は他の手順と比べて、よりラフに、より手軽に演じられるようになっています。
しかも、解説書の手順にクリーンに見せるアイディアが盛り込まれています。
○ームがネックだった方にとって、これは大きなポイントだと思います。
ポイント②手順の前に観客の目の前に置くことができる
○ームが必要ないということと被ってきますが、サプライズ手帳を手順の一番始めにテーブルに置いておくことができます。
ずっと目の前に置いてあった手帳の中から、観客のサインカードが出てきます。
そうです!サインカードを出すことができます!
始めから置いてあったのに!
つまり、セットなし。
テーブルの上にポンッと置くだけ。
ノーセットということは、テーブルホッピングにも使えるわけです。
カードトゥサプライズ手帳の始めに、サプライズ手帳をテーブルに置いておくのもいいんですが、ルーティンの一番始めに出すのと、より不思議さが上がります。
終始観客の目に触れているので、すり替えたり、何かを足したり、もちろんカードを入れるそぶりを見せることもありません。
このインパクトは、かなり大きいです。
ポイント③普段使いできる
カードトゥウォレットの欠点と言えば、普段のお財布としては使いにくいという点です。
そこを工夫している作品や道具もありますが、「お財布」として見た時に、機能の制限を受けることが多いです。
サプライズ手帳は、普段からシステム手帳として使えます。
間に挟む用紙は、市販されているシステム手帳用のリフィルが使えるので、ご自身の使いやすい手帳にカスタマイズすることができます。
ポイント②でも書きましたが、普通の手帳として使えるので、予言を書いておいたり、手帳に名刺を入れておいたり、ブーンライターやネイルライターのようなメンタルマジックを演じてもいいです。
もちろん、スケジュール帳としても使えます。
手帳の表紙は専門の職人によってしっかりと縫製された牛革製、バインダー金具は世界で最も品質が高いと言われているドイツのクラウゼ社のミニ6穴金具を使用しています。
商品紹介より引用
表面はこんな感じで、しっかりしています。
余計かもしれませんが、手帳に挟むボールペンは、ペンスルービル系でもいいでしょう。
良ければサイキックペンもご検討ください↓
使わなくても用意しておくのは、マジシャンとして大事だと思います。
出来ないから演じないのと、出来るけど演じないのとでは大きな差があります。
余分に何かを持ち歩くのは大変、余計な手間はかけたくない、という方にもピッタリです。
普段から使っているものでマジックができる、ということを求めている方には特にお勧めです。
テンヨーのディーラーブースで実演が見れますので、ぜひそのフットワークの軽さを目の前で体験してみてください。
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