ご応募いただいた皆様、ありがとうございます!
予定よりも早いですが、ワキサカップ2020の結果発表です!
優勝は!!!
エントリーNo.3
おめでとうございます!!!
応募者全員がそれぞれに挑戦したいることがあり、オリジナリティーある作品でエントリーしてくれた方もいましたが、応募の動機なども含めて決めさせていただきました。
今回は未来を感じることという、ザックリとした判断基準しかない中で、努力されていたと思います。
ここで少しだけ、このコンテストの狙いをお話しします。
未来を感じること、というどうのようにも捉えられる基準設けたことには理由があります。
観客の前でマジックを演じていると、ニーズを探る必要が出てきます。
それは多くの場合ハッキリしていません。
観客は単に「おもしろいマジック」という一言で表現しますが、「おもしろいマジック」は無数に存在します。
なぜなら、「おもしろい」の判断基準が10人いれば10人とも違うからです。
それでも、観客が求めるものに答えを返さなければなりません。
そして、これはコンテストでも起きてしまいます。
新規性のある、伸びしろのある、オリジナリティにあふれた、不思議さ、ユーモアさ、キャラクターの魅力、多種多様のものが求められる上に、何が答えかは決まっていません。
そういった、ハッキリとわかっていないものに挑戦することが、マジックを続けていくと出てきます。
それを読み解く練習のつもりで、今回は未来を感じるとさせていただきました。
私が求めたものは、自分自身の未来や、自分が残した作品に、本人自身が未来を感じているかどうかでした。
賞品を資料に限定したのもそのためです。
手に入れた資料をいかにして未来に生かすのかを考えられていたかどうかを見ていました。
しかし、そればかり考えていて、手順自体が進んでいる未来と関係ないものだと意味がありません。
事前に説明していませんので、後出しじゃんけんになってしまいますが、当初の目的をお話しさせていただきました。
ご応募していただいた皆様ありがとうございました。
優勝していないからダメ、というわけではありませんし、私の意図に合致していないからダメというわけではありません。
挑戦するという大きなハードルを越えたということは、それだけで大きな力を持っています。
今後もマジックに対して、どんどん挑戦していってほしいと思います。
この度は本当に、どうもありがとうございました。
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